【不滅のあなたへ】第1話ネタバレ|最初の1人は最後の1人

この記事では、「週刊少年マガジン」に連載中の不滅のあなたへ第1話のネタバレをご紹介します。

不滅のあなたへネタバレ第1話

不滅のあなたへの主人公は、球でした。それは「ありとあらゆるものの姿を写し取り変化することができる」球で、観察者はそれを地に投げ入れました。

石→コケ→レッシオオカミへと姿を変えた球は、あてもなく雪原を歩みだします。球は適応能力が高く、オオカミになった時点で歩き方、意識、不快感を獲得しました。

ちなみに不滅のあなたへはナレーションがついていますが、それらは全て観察者の言葉です。なので目次も「調書」と名付けられています。

この作品は観察者のレポートのような感じで進められて行きます。

オオカミがたどり着いた先は、ある1人の少年の家でした。つまるところオオカミは「ジョアン」という名前で、この少年が飼い主のようです。

少年の住んでいるところはとても過酷な環境で、周りには誰も住んでいませんでおらず、他の住人たちは「楽園」を求めて旅立ってしまったきり、5年間帰ってきていませんでした。

しかし少年は他の住人たちが帰ってくると信じておりいつも笑顔で明るく振舞っています。（オオカミ相手にずっとしゃべりかけています。笑）その様子がとても儚く、みていてつらくなります…。

少年の夢は「いろんな人にあっていろんなことを感じること」で、ある日少年はジョアンを連れて旅にでます。道中には先人が残したであろう石碑があり、それには矢印が書いてありました。

きっと「この方向に進め」ということなのでしょう…そう思った少年は石碑の矢印の方向へ進んでいきます。しかし進んでも進んでも景色は一向に変わりません…。

と、その時！

少年は下が湖（？）になっていたところに足を踏み入れてしまい、氷が割れ落ちてしまいました。

少年は助かったものの、足に傷を負ってしまいます。

（ついにフラグがああああああああ！！！！）

足に大きな傷を負った少年ですが、ここで諦めまいと旅を続けます。しかし次に目にした石碑の矢印には大きな×が書かれており、その周りにはズタボロの馬車やたくさんの墓が立てられていたのです…。

先人（＝旅に出た住人達）は多くがこの地で死亡してしまったのでしょう。これを見た少年ははじめて弱音を吐きます。

「帰ろう…帰ろうかジョアン」

「僕は帰りたい」

なんとか家にたどり着いた少年でしたが傷口から何かが感染したのか、高熱がでて身動きがとれなくなっていきます。

「ジョアン　僕君にお願いがあるんだけど…」

「僕のこと…ずっと覚えていて。」

こう言い残すと、少年はついに息をひきとってしまいました。（涙なしではみることが出来ない号泣シーンです…）ジョアンは「死」をしりませんでしたが、ここではじめて「大切な人の死」という刺激を受けます。

刺激をうけたジョアンは少年へと変化し、さらなる刺激を求めて歩み出したのです。

不滅のあなたへは、第1話の完成度の高さが評判の作品です。

しかし不滅のあなたへはこれからも素晴らしいシーンが沢山あります！

これからも不滅のあなたへの最新情報やネタバレを更新していきますので、お楽しみに☆