この記事では、呪術廻戦の死滅回遊について徹底解説していきます。
- 死滅回遊概要
- 死滅回遊のルール
- 1、泳者は術式覚醒後 十九日以内に任意の結界にて死滅回遊の参加を宣誓しなければならない。
- 2、前項に違反した泳者からは術式を剥奪する。
- 3、非泳者は結界に侵入した時点で泳者となり、死滅回遊への参加を宣誓したものと見做す。
- 4、泳者は他泳者の生命を絶つことで点を得る。
- 5、点とは管理者によって泳者の生命に懸けられた価値を指し原則術師5点、非術師1点とする。
- 6、泳者は自身に懸けられた点を除いた100得点を消費することで管理者と交渉し死滅回遊に総則を1つ追加できる。
- 7、管理者は死滅回遊の永続に著しく障る場合を除き、前項によるルール追加を認めなければならない。
- 8、参加または点取得後、十九日以内に得点の変動が見られない場合、その泳者からは術式を剥奪する。
- 9、泳者は他泳者の情報ー“名前” “得点” “ルール追加回数” “滞留結界” ーを参照できる。
- 10、泳者は他泳者に任意の得点を譲渡することができる。
- 死滅回遊に参加する高専生徒の目的
- 死滅回遊の時系列
- 呪術廻戦ネタバレ
死滅回遊概要
死滅回遊とは羂索が始めた呪術師と呪霊達による殺し合いゲームのことです。
その目的は、人類の進化手段として天元と人類を同化すること。
そしてその前段階の慣しとして、泳者の呪力と結界の呪力で結んだ境界を使い
人間を彼岸に渡そうとしているんです。
全国には10の結界があり、それが人間を彼岸へ渡す境界を結ぶ結界と繋がっています。虎杖たちはこの結界にそれぞれ散らばって、死滅回遊に参加することになります。
ちなみに彼岸に渡すと言うのは
日本にいる人間全員に呪いをかけて同化の前準備をしている、という意味です。
死滅回遊のルール
死滅回遊にはスタート時から8つのルールがあります。
1、泳者は術式覚醒後 十九日以内に任意の結界にて死滅回遊の参加を宣誓しなければならない。
これはそのままの意味ですね。
2、前項に違反した泳者からは術式を剥奪する。
このルールにより、術師は死滅回遊への参加をほぼ強制させられます。
原作ではルール1を破った人物は登場していませんが、
術式の剥奪は術師の死に繋がるため参加せざるを得ない状況となっています。
3、非泳者は結界に侵入した時点で泳者となり、死滅回遊への参加を宣誓したものと見做す。
始めから結界内にいる一般人は最初に出る機会を与えられます。
実際、160話では結界内にいた佐々木と井口が羂索によって結界の外へと連れ出されています。
4、泳者は他泳者の生命を絶つことで点を得る。
これもそのままの意味ですね。
5、点とは管理者によって泳者の生命に懸けられた価値を指し原則術師5点、非術師1点とする。
死滅回遊内では各泳者に管理者への窓口として「コガネ」という式神がつきます。
6、泳者は自身に懸けられた点を除いた100得点を消費することで管理者と交渉し死滅回遊に総則を1つ追加できる。
このルールを利用し高専側の人間は目的を果たそうとします。
7、管理者は死滅回遊の永続に著しく障る場合を除き、前項によるルール追加を認めなければならない。
一見管理者寄りのルールですが、ここまでのルールを強いているため
今以上に羂索に利益が偏ることはないと天元は言っています。
8、参加または点取得後、十九日以内に得点の変動が見られない場合、その泳者からは術式を剥奪する。
殺し合い以外での点獲得を可能にするため、
高専側は任意による点の譲渡をルールに追加しました。
そして現在はルール7による効果で2つのルールが追加されました。
9、泳者は他泳者の情報ー“名前” “得点” “ルール追加回数” “滞留結界” ーを参照できる。
このルールは158話で鹿紫雲が追加しました。鹿紫雲は強者との戦いを求めており、特に宿儺に固執しています。
宿儺を探すために情報を開示させ、見つけやすくする狙いがあるようです。
10、泳者は他泳者に任意の得点を譲渡することができる。
先に述べたように、このルールを追加することで
術師同士で殺し合いをすることなく点を移動することができるようになり、
結果としてルール8を無効化できます。
さらに高専側は100点を消費し身代わりを立てての死滅回遊からの離脱、
結界の電波遮断解除、結界の出入り可能の3つのルールを追加するつもりであることが
わかっているんです。
181話で乙骨が200点獲得、190話で秤が100点獲得したので、
この3つのルールは直ぐに追加されると思います。
以上が、現段階で存在する死滅回遊のルールです。
死滅回遊に参加する高専生徒の目的
高専の人間も死滅回遊に参加することになります。その理由は主に2つです。
死滅回遊に参加する理由①五条悟を獄門彊から解放するため
五条悟は渋谷事変の時に羂索によって獄門彊に封印されてしまいました。六眼を持つ五条悟の強さは圧倒的で、その強さは羂索も邪魔な存在と考えていました。
今まで少なくとも1000年術師をやっており、その間羂索は2回六眼の術師に敗れています。
2度目は星漿体も六眼も生後1ヶ月以内に殺したにも関わらず、
同化を試みた当日に星漿体と六眼が現れてしまい失敗しました。
この失敗から今回、羂索は抹殺から封印へと方針を変えました。そのため、五条悟の封印を解くことができれば羂索の計画を覆すことができます。
五条悟を解放するには
- あらゆる術式を強制解除する「天逆鉾」
- あらゆる術式効果を乱し相殺する「黒縄」
のどちらかが必要です。
しかし、この2つの呪具はどちらも全て五条悟が封印するか破壊してしまいました。
そのため、五条悟を解放するにはあらゆる術式を消滅させる術式を持つ
「天使」と呼ばれる来栖華に協力してもらうことが唯一の方法です。
その来栖華を見つけるために虎杖たちは死滅回遊に参加します。
死滅回遊に参加する理由②死滅回遊から抜け出せるルールを追加するため
死滅回遊の泳者の中には死滅回遊に半強制的に参加させられた人もいます。その1人が伏黒の姉である津美紀です。
津美紀は今まで何かの呪いによって寝たきりの状態となっていましたが
その原因が羂索であることがわかりました。
その津美紀を救うために、津美紀のようなゲームに消極的な人が
死滅回遊から抜けることができるルールを追加することが必須なのです。
特に2つ目の理由を達成するまでの時間はあまり残されていません。死滅回遊のルール1,2により術師は半強制的に参加することになります。
始まったのが11月1日、伏黒たちが死滅回遊に参加したのが11月12日なので残り7日ほどでこのルールを追加しなければいけないんです。
死滅回遊の時系列
日付 | 時刻 | 出来事 |
11月1日 | 午前0時 | 死滅回遊開始 |
11月11日 | 午前1時頃 | 虎杖たちが秤に接触 鹿紫雲によりルール9追加。 |
11月12日 | 真希により禪院家壊滅。 | |
午後11時28分 | 仙台結界で乙骨が ドルゥヴ・ダグダワラを撃破。 |
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午後12時 | 虎杖、伏黒が東京第1結界に パンダ、秤が東京第2結界に それぞれ参加。 |
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虎杖が羽生・羽場 伏黒が麗美 パンダが鹿紫雲 シャルルと秤が戦闘開始。 |
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秤と鹿紫雲が戦闘開始 秤が勝利し条件付きで鹿紫雲が味方になる。 100点を譲渡することを確約。 |
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虎杖が日車と遭遇 戦闘の末、100点獲得しルール10を追加。 |
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乙骨が黒沐死、烏鷺、石流と戦い、勝利。200点獲得。 | ||
伏黒がレジィと戦闘し勝利、ルール10により41点獲得。 | ||
11月14日 | 15時5分 | 真希が桜島結界で憲紀と出会う。その後、呪霊となった直哉と戦闘開始。 |
つまり…死滅回遊がはじまってから、既に14日が経過しているんです。
早いような遅いような…不思議な感覚ですよね。果たして虎杖達は2つの目的を果たすことができるのでしょうか。
今後も呪術廻戦から目が離せませんね。
呪術廻戦ネタバレ
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