この記事では呪術廻戦の加茂家に隠された真実…ずばり加茂家全体が内通者説について徹底考察していこうと思います。
第191話で判明したこと
第191話では、加茂家について新たに2点判明しました。
・加茂家は既に羂索がのっとっていること
・25代目当主になったのは羂索だということ
なんと御三家の中でも中核を担っている加茂家は、既に羂索の手の内に入ってしまっていたんです。
五条家は中心となっている五条悟が封印され、禪院家は壊滅…きわめつけに加茂家は羂索が支配してしまったというわけです。
これから御三家や呪術界は、どうなってしまうのでしょうか。ここからは、今回191話で少し難しい部分だった加茂家の一連の騒動について解説いたします。
加茂が加茂家に戻った理由とは?
加茂は、総監部全体が羂索側ではないとふみ、
楽巌寺校長等の発言力のある人物に連絡をとるために、加茂家に戻ってきました。
しかし、加茂家の老人である四乃の様子がなんだかおかしい…
加茂が自分が次期当主であることを話すと、
「憲倫さまとは似ても似つかぬよ」と返してきたのです。
加茂は「憲倫」という言葉をきいて、自分ではない方の加茂憲倫の存在を思い出します。そして屋敷中を駆け巡り、羂索と遭遇するのです。
そして羂索との会話から、羂索の敵となり得る総監部の人間は、
既に全員始末されていることが判明しました。
このことをきいた加茂は、望みが消えたという意味で
「私がみた希望はコイツが絞り出した膿にすぎなかったのか」と言っています。
こうして加茂家に居場所を失った加茂は、加茂家を追い出されてしまうのです。
…ここまでが加茂家の191話までの流れですが、加茂家を羂索が操っているということがわかったことで、ある事実が浮かび上がってきました。
それが、加茂家の内通者説です。
【呪術廻戦考察】加茂家は内通者?
加茂家は内通者なのか、まずは加茂家についてざっとおさらいしていこうと思います。
【呪術廻戦考察】加茂家とは
加茂家とは平安時代に華々しく活躍した”陰陽師”と呼ばれる呪術師を祖先に持ち、伝統と格式、血統と名を重んじる家柄です。
呪力で強化した血液を操る相伝の術式「赤血操術」を代々受け継いできています。
この「赤血操術」を加茂はもっていたから、加茂家に迎え入れられたんですね。
そして加茂家は、呪術界上層部と最も近しい名門中の名門なんです。
そんな加茂家に、羂索はかなり前から目をつけており、早い段階で自身の傀儡と化していたと考えられます。
【呪術廻戦考察】内通者とは?
次に、内通者についておさらいしていきます。
呪術廻戦における内通者とは、羂索や呪霊と繋がっている呪術師のことです。
内通者は、呪術高専に潜伏し、羂索に情報を与えていたんです。
思い返すと『呪術廻戦』では物語序盤から、呪術師サイドの行動が呪霊側に漏れているのでは?と疑うような出来事が多くありました。
五条悟が未確認の特級呪霊である漏瑚からいきなり襲撃を受けたり…虎杖達1年生のみが任務にあたった少年院に特級呪霊が出現したりする場面も今思えば違和感しかないですよね。
つまり呪術師サイドの情報を羂索にリークしている人物が存在すると考えられ、その人物を作中では「内通者」と定義しているのです。
【呪術廻戦考察】内通者の1人はメカ丸
メカ丸は真希や伏黒甚爾と同じ、天与呪縛の犠牲者でした。
しかしメカ丸は彼女らとは真逆で、凄まじい呪力と引き換えに体の自由を奪われた人物です。
メカ丸は感覚のない下半身や、針に刺されたように痛む全身を真人の「無為転変」で治してもらうため、情報をリークしていたのでした。
またメカ丸は羂索や真人と取引をする際、京都校の人間には手を出さないよう条件を出しています。
なのでメカ丸は、呪術高専を心の底から裏切ってはいなかったのです。
【呪術廻戦考察】内通者の条件
さらに歌姫の台詞により「内通者は2人以上であること」「学長以上の上層部であること」が判明するんです。
これ以外にも内通者に関する情報はあるのですが…それらを内通者を導き出すための条件としてまとめると…
内通者とは
①呪術高専の関係者であること
第10話で、羂索は渋谷事変で勝つためには「五条悟を戦闘不能にし、両面宿儺・虎杖悠仁を仲間にひきこむ」と言っていました。
このことから、羂索がほしい情報は呪術高専にあることがわかりますよね。
これはメカ丸にも当てはまることですが、別の内通者も呪術高専に関係している可能性があるんです。
②任務の決定権があること
宿儺の指をとりこんだ呪霊を少年院に送り込んだのは、羂索でした。
そしてその任務に虎杖たちを向かわせたのは、学長以上の内通者である可能性が高いんです。
当然ですが、メカ丸に任務の決定権はないですからね。
③五条の動向を知れること
第14話で、漏湖は五条の居場所を把握していました。そしてわざわざ人気のない場所で、五条を襲撃しています。
このあと花御が助けに来ていることから、漏湖は元から五条の動向を把握しており計画的に襲撃したと考えられるんです。
以上3つの条件を満たす人物だと考えられるんです。
【呪術廻戦考察】内通者は加茂家で決定?
そしてこれら3つの条件をすべて満たすのが…加茂家なんです。
加茂家は総監部の中核であるため、呪術師を育てる呪術高専の関係者であり
さらに任務の決定権を握っていると考えられます。
また同じ御三家である五条家の人物らとも関りは深いでしょうから、五条の動向も容易に知れるでしょう。
さらに忘れてはならないのが、内通者は2人以上という事です。芥見先生がわざわざ2人以上と設定しているのには、わけがあると考えられます。
つまり、条件を満たすことから内通者は加茂家と考えられるんです。
想定される流れは、こんな感じでしょうか…。
- 呪術界における加茂家のポジションが欲しいと思った羂索は、加茂家においしい話をもちかけて内通者の関係を築き上げる
- その中で徐々に加茂家の人物を自分の傀儡にしていき、結果自分が加茂家をのっとることに成功
- ただし内通者として動いていたのは、純加茂家の人間だけだったので、加茂憲紀はこのことについて一切知らない
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